=== 目次 ===
フィルター検索の使い方
フィルター検索はツールバーから行けるAlbum ListもしくはColumns UIのレイアウト要素であるAlbum List Panelから行えます。Album Listからフィルター検索を行う
Album Listを開くにはToolbar -> Library -> Album Listを選択します。
すると下図のダイアログが表示されますので、右下のFilterの欄からフィルター検索を行えます。

ここでは例としてレーティング=5の曲をフィルター検索してプレイリストを作成してみましょう。
Filter欄に「%rating% IS 5」と入力するとレーティングが5の曲のみが抽出されます。

そうしたらAll Musicのところで右クリックして「Send to New Playlist」もしくは「Create Autoplaylist」を選択します。これでレーティング5の曲のみのプレイリストが新規作成されます。

「Send to New Playlist」と「Create Autoplaylist」の違いは?
「Send to New Playlist」と「Create Autoplaylist」の違いは以下です。- Send to New Playlist: ライブラリの内容が変更されてもプレイリストは変更されません。
- Create Autoplaylist: ライブラリの内容が変更されるとプレイリストが変更されます。
よって、Autoplaylistでプレイリストを作成していれば、レーティング5の曲を追加すると自動的にプレイリストにも追加されます。
Album List Panelからフィルター検索を行う
さきほどのAlbum Listと同じ内容を表示できるColumns UIのレイアウト要素のAlbum List Panelを用いてもフィルター検索を行うことができます。詳しくは以下の記事にまとめています。
フィルター検索で使える構文
フィルター検索ではSyntaxおよびThe formattingと呼ばれる構文が使えます。ここではすべては紹介しませんが、最低限覚えておくと便利なものを紹介します。
タグ情報を参照する
%***%でタグの情報を参照できます。少なくとも以下を覚えておくと良いでしょう。- %title%: タイトル
- %album%: アルバム名
- %artist%: アーティスト名
- %genre%: ジャンル
- %date%: 日付
- %track number%: トラック番号
- %discnumber%: ディスク番号 (※diskではなく、discなので注意)
- %comment%: コメント
条件付け
○○以下など条件付けを行う構文です。少なくとも以下を覚えておくと良いでしょう。- xxx IS ***: xxxが***(文字列)に等しいか判定します
- xxx EQUAL ***: xxxが***(数値)に等しいか判定します
- xxx HAS ***: xxxに***(文字列)が含まれるか判定します (xxxにワイルドカードを使用するとあらゆるタグ情報を参照します)
- xxx LESS ***: xxxが***(数値)より小さいか判定します (「未満」であって「以下」ではないので注意)
- xxx GREATER ***: xxxが***(数値)より大きいか判定します (「超」であって「以上」ではないので注意)
条件の組み合わせ
先程の条件付けを組み合わせたり否定したりすることができます。()も使用できます。- 条件1 AND 条件2: 通常のAND構文です。
- 条件1 OR 条件2: 通常のOR構文です。ANDの方が優先されます。
- NOT 条件1: 通常のNOT構文です。ANDやORよりも優先されます。
より詳細を知りたい場合
より詳細を知りたい場合は以下のサイトが参考になります。https://foobar2000.xrea.jp/?Query+syntax
https://tnetsixenon.xrea.jp/title_formatting.html