ChMate対応のBlobmoji改変フォント(スライムくんフォント) | 自作ツール等

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以下の記事では、とある方が公開しているAndroidフォントの一部を既存のスライムくんの絵文字で置換したフォントを使用することで、最新のAndroidでもChMateでスライムくんの絵文字を表示する方法を紹介しました。
しかし、上記のフォントでは、下図のように「🥺」などの新しめの絵文字などが対応しておらず、スライムくんでは表示されませんでした。
一部の絵文字がスライムくんで表示されていない例

私はスライムくんが大好きなので、「新しめの絵文字もスライムくんで表示する何か良い方法はないかなあ」と検討したところ、Github上でC1710様が公開しているBlobmojiフォントをChMate向けに改変することで、上記のような新しめの絵文字も下図のようにスライムくんで表示することに成功しました!
この記事で公開しているフォントを適用した例

この改変フォントは自分用に作ったのですが、以前の記事のアクセス数などを見ると、スライムくんファンがそれなりにいるようですので、そのような方々のために改変フォントを公開しておきます。

この記事ではその改変フォントの公開およびChMateへの適用方法などを紹介します。参考になれば幸いです。
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ChMate向けBlobmoji改変フォントの概要

この記事で公開するChMate向けのフォントはBlobmojiの改変フォントです。

このセクションではその概要を紹介します。導入方法をさっさと知りたい方は次のセクションへ飛んでください。

Blobmojiは比較的新しめの絵文字もスライムくんで表示することのできるフォントですが、ChMateに適用すると下図のように表示が崩れます。
ChMateフォント選択画面で表示が崩れている様子

Blobmojiフォントの中身を確認したところ、数字も絵文字で表示するようになっていて、これがChMateでうまく表示できず、Blobmojiで表示したときに表示が崩れてしまっていたようでした。

そのため、この記事で公開するChMate向けのBlobmoji改変フォントでは数字をBlobmojiの対象から削除しました。 また、半角シャープ「#」、半角アスタリスク「*」、半角スペース「 」なども絵文字になっていて、ChMateでは少し見づらかったので、それらの絵文字も削除しました。

改変内容はこれだけです。

Blobmojiのバージョンはこの記事を書いている2023/02/24時点で最新のBlobmoji v15を改変しています。

もしかしたら、他にも表示が崩れたり、無駄に絵文字で表示されたりする箇所があるかもしれませんが、そこまで作りこむ気はないので、そこはご容赦ください。
(というか、私はTTFフォントの仕様を全く理解していないので細かい編集はできません)

ChMate向けBlobmoji改変フォントの導入方法

上記で紹介したChMate向けのBlobmoji改変フォントの導入方法を説明します。

フォントをダウンロードする

以下のURLからフォントをダウンロードしてください。
https://aresei-note.com/my_font/Blobmoji_v15_forChMate_AreseiNote_v20230224.ttf

フォントをストレージに設置する

ダウンロードしたフォントをAndroidスマホのストレージに設置します。

置き場所はChMateから見える場所ならばどこでも良いのですが、このフォントを削除してしまうと、デフォルトのフォントに戻ってしまいますので、削除されない場所に置きましょう。

AndroidはSDカードまわりの挙動が怪しいので、SDカードではなく、本体内のストレージに置いておくことをオススメします。

よく分からない場合は少なくとも以下に保存すれば大丈夫です。 [内部ストレージルート]/chmate/Blobmoji_v15_forChMate_AreseiNote_v20230224.ttf (chmateフォルダは作成しましょう)

ChMateのフォント設定を変更する

さきほど保存したフォントを使用するようにChMateの設定を変更しましょう。


ChMateを起動して、設定画面を開きます。

設定画面を開いたら、下図の「画面(向き、広告の位置、スクロール)」をタップします。

一番下までスクロールして、「デフォルトフォント」をタップします。

下図のダイアログが表示されますので、「ファイルを選択」をタップします。

すると、OSのファイルマネージャが起動しますので、さきほど保存したフォントを選択します。

下図のようになれば設定は完了です。

テストする

ここまでで導入は完了です。

最後に書き込み画面などで絵文字がスライムくんで表示されるかテストしましょう。
テストの例

ライセンス表記

この記事で公開しているフォントはBlobmojiの改変フォントです。

ライセンスはBlobmojiフォント(およびその上位のNotoフォント)に準拠します。

具体的にはOpen Font License + Apache 2.0です。

※上記のライセンスを確認した結果、Blobmojiの改変フォントを当サイトで公開しても問題ないと考えますが、Blobmojiの作者様よりご指摘があった場合には予告なく公開を停止する可能性があります。

まとめ

この記事ではChMateにおいて新しめの絵文字もスライムくんで表示のできるBlobmoji改変フォントを公開/紹介しました。

「ChMateでスライムくんを表示できるフォントを公開!」と言っても、完全にBlobmojiのおかげなので、作者様に深く深く感謝です。

ちなみに、以下のURLにあるBlobmojiのリリース時の画像ファイルが結構かわくて私は好きなので、スライムくん好きは見てみると良いかもしれません(笑
https://github.com/C1710/blobmoji/tree/main/images