
その際に調べてわかった「パソコンの電源が急に落ちる原因の調査方法」をこの記事ではまとめたいと思います。
※ちなみに、冒頭で述べた電源が急に落ちる現象の私のケースではWindows 10の高速スタートアップが原因でした。そのときの調査の様子などは以下の記事にまとめましたので、良かったらご覧ください。
Windowsのイベントログを確認する
PCの電源が落ちる場合にはまずはWindowsのイベントログを確認しましょう。Windowsのイベントログを確認する手順は以下です。
PC上で右クリック->管理でコンピュータの管理画面を開きます。
もしくは、Windowsメニュー上で「コンピュータの管理」と検索して、管理画面を開きます。

次に左カラムでコンピュータの管理->システムツール->イベントビューアー->Windowsログ->システムでシステムのイベントログを開きます。

システムのイベントログが開かれますので、レベルカラムをクリックして「重大」となっている箇所を確認しましょう。

ひとつ特記しておくと、厄介なのが以下の「イベント41 Kernel-Power」の場合です。

これはKP41病と呼ばれる現象です。
KP41病とは原因不明でシステムがダウンしたというもので、ログにはシステムダウンの原因が落ちていませんので、システムダウンの原因を特定するのが大変難しいです。
KP41病の場合のよくある原因と調査方法については、以下の記事にその一覧を記載していますので、そちらをご覧ください。
ブルースクリーンのメッセージを確認する
電源が落ちた際にブルースクリーンが表示される場合はそのメッセージをウェブで検索することで原因を特定することができます。一方で、Windows 10の場合にはデフォルトの設定では、ブルースクリーンを表示せずに再起動がかかるようになっているので注意が必要です。
Windows 10において、設定を変更してブルースクリーンを表示させる方法は以下の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
こちらでも「 41 Kernel-Power 」のエラーメッセージが表示される場合はKP41病が原因ですので、以下の記事を参照ください。
BIOSのログを確認する
CPU熱暴走などのハードトラブルの場合にはBIOSから再起動がかかるため、Windowsのイベントログにログが残らなかったり、ブルースクリーンが表示されない可能性があります。その場合にはBIOSのログを確認しましょう。
BIOSのログの確認方法は各種メーカの取説を参照ください。
(まあ、最近のBIOS画面はとても親切なので、取説を確認するまでもないとは思いますが…)
まとめ
この記事では、パソコンの電源が急に落ちる原因の調査方法をまとめました。基本的にはログやメッセージを確認して、それで検索することで対処をすることができます。
一方でKP41病の場合には、ログやメッセージとその原因が直結していませんので、以下の記事の原因と調査方法の一覧を参照されることをオススメします。