![[副業]Androidアプリ開発って稼げるの? メリット・デメリットも紹介します! | Androidアプリ開発](https://aresei-note.com/wp-content/uploads/2019/07/BlogThumbnailTemp-6-1024x576.png)
私は副業でAndroidアプリ開発をしていくつかのアプリをGoogle Playに公開して広告料などの収入を得ています。
この記事では実際に副業としてAndroidアプリ開発をしてみて分かったメリット・デメリットなどを紹介したいと思います。
また、通常Androidアプリ開発というと大別するとツール系、ゲーム系、ソーシャル系の3種類がありますが、
私はツール系のアプリしか開発したことがないので、
申し訳ありませんが、この記事ではツール系アプリに偏重した内容となるかもしれません。
=== 目次 ===
副業としてのAndroidアプリ開発って儲かるの?

それだけで食っていくなどはまず無理です。
もしかしたら私のレベルが低いだけなのかもしれませんが、
個人でひとつのAndroidアプリを開発して1ヶ月に稼げるお金は以下のような感じだと思います。
- 100万円~: 極めて難しい
- 50万円~100万円: 難しい
- 10万円~50万円: 人によってはできる
- 1万円~10万円: 難しくはない
- 1000円~1万円: 簡単
逆に月に数万円程度を安定して稼ぎたい人にはオススメできる副業です。
また、上記の例はひとつのアプリについてですので、
例えば1万円/月しか稼げないアプリを開発するのが限界でも、10個開発すれば10万円/月の収入を得ることができます。
月に10万円も収入があればだいぶ生活が楽になりますよね。
副業としてのAndroidアプリ開発が儲かるか?は上記のような感じです。
この後のセクションではそのメリットとデメリットを詳しく紹介しようと思います。
メリット

パソコンさえあればどこでもできる
Androidアプリ開発をする上で必要なものは ①パソコン ②スマホ ③USBケーブル だけです。たったこれだけのもので作業をすることができますので、
自宅以外のカフェなどどこでも作業をすることができます。
私は気晴らしにPC OKの図書館で開発をすることがよくあります。
楽しい
これは個人の性格に依るところが大きいと思いますが、創作物をひとつずつ組み上げていく感覚を楽しむことができます。
コツコツと作業ができる人に向いた副業かもしれません。
自分のペースでできる
フリーランスとして企業から案件を受ける場合は別ですが、個人でアプリを開発して公開する場合は、上司も同僚もいませんので、誰かの都合に合わせる必要がなく、自分のペースで進めることができます。
(※ただし、公開後に重大なバグを埋め込んで、急ぎ対応しなければならない場合もあります)
損失を出すリスクがほとんどない
Androidアプリ開発にほとんどお金(特に維持費)はかかりません。最初にアプリを公開するためのGoogle Play開発アカウントの取得に3000円程度必要なのですが、
その後の維持費は特にありません。
(厳密にはパソコンを動かす電気代やネット代金はかかりますが)
よって、金銭的に損失を出すリスクはほとんどありません。
もし失うとすれば開発にかけた時間ぐらいでしょう(←一生懸命作ったアプリが外れると結構虚しい..笑.)。
※アプリの広告をうった場合は損失を出す場合もあります。
世界中の人に使ってもらえる
以下は私が公開しているアプリのうちのひとつの使用状況をGoogleのFirebaseというツールで解析したものです。地図上に直近30分間の間で使用したユーザの使用地域がプロットされて表示されています。

このアプリは日本語と英語の2言語にのみローカライズしただけなのですが、
それだけでも、これだけの世界中の人に使用してもらうことができます。
「私の作ったものが世界中で使ってもらえている」という感覚はなかなか悪いものではありません。
色々な人に感謝を言ってもらえる
Google Play Storeでアプリを公開するとレビューをもらうことができます。ユーザの欲している機能を持ったアプリの場合にはユーザから感謝の言葉をもらうことも珍しいことでありません。
日本ユーザでは滅多にないですが、外国ユーザの場合には直接メールにて長文のお礼を言ってくれることもあります。
Androidアプリ開発は「誰かの役に立っている/誰かを楽しませている」という実感を持つことができる副業です。
世界中に情報が落ちている
今やAndroid OSは非常にメジャーでスマホOSであり、アプリ開発に関する技術的な情報はネット上に腐るほどあります。よって、分からないことがあっても、ググればほとんどの問題は解決します。
※日本語で検索すると限られた情報しかありません。英語で調べればかなりの情報を得ることができます。だいたい高校生レベルの英語読解能力は必要かもしれません。
安定した収入を得られる
※このセクションの内容はツール系以外では当てはまらないかもしれません。ユーザが求める機能が備わっていて、安定して稼働するアプリを一度公開してしまえば、
後は何もしなくても、時間が経過すればユーザが増えて広告収入や課金収入を安定して得ることができます。
ただし、デメリットのセクションで後述するGoogleに依存するリスクは存在はしています。
転職に使える(かも)
私は副業としてアプリ開発を行っているだけなので実際は分かりませんが、転職するとき/本業の職を失ったときに、もしかしたらアプリ開発のスキルが活きてくる場合もあるかもしれません。
デメリット

もはやレッドオーシャンである
昔はアプリを公開すれば間違いなく儲かっていた時代もあったようですが、今のAndroidアプリ市場はレッドオーシャンといっても差し支えがないでしょう。
誰でも思いつくような機能のアプリを後発で出しても、
検索の上位には表示されず、ほとんどダウンロードはされることはないです。
よって、Androidアプリ開発にはプログラミングの技術だけではなく、「革新的なシステムを考案する」「ニッチな需要を捉える」などの戦略考案能力が求められます。
Googleに依存するリスク
①Androidアプリを公開する場所であるPlay Store②広告表示のプラットフォームであるAdMob
これはどちらものGoogleによるサービスです。
(アプリ公開/広告ともにGoogle以外の選択肢もありますが、収益性を考えればGoogleのサービスを利用する選択肢しかあり得ないでしょう)
よって、Androidアプリを開発する上において、Googleに逆らうことはできません。
Googleが急にポリシーを変更したら即座にそれに従う必要もありますし、
もしアカウントを停止されれば、「昨日まで安定して稼げていたのに、今日からいきなり1円も稼げなくなる」ということになる可能性もあります。
公開するまでに時間がかかる
ブログの場合にはまずブログを公開してから記事を少しずつ増やしていくことで、PVが徐々に増えて収入を得ることができると思います。
それとは対照的にAndroidアプリ開発では公開した時点である程度の完成度を求められるため、
公開までかなりの時間を要します。
ブログは少しずつPVが増えていくことをモチベーションにすることができますが、
Androidアプリ開発の場合は公開まで一切外からモチベーションを得ることができません。
よって、公開までもくもくと開発することに耐えられる忍耐力が求められます。
バグフィックスを長期的に対応する必要がある
誰でも最初から完璧なアプリを公開することはできません。アプリにはバグが入り込むことが良くあるので、
アプリ公開後もバグフィックスにそこそこの時間を要します。
もしかしたら、バグフィックスのためのコードでバグが爆発的に増えたりするかもしれません。
また、ユーザはあなたの本業の事情など知りませんので、
いくら本業が忙しくてもユーザは待ってくれず、迅速に対応するが必要があります。
レビューでボロクソに言われる可能性がある
これをデメリットにするかは微妙なところですが、レビューでボロクソに貶される可能性があります。
ただし、このことはアプリ開発に限ったことではなく創作物を公開するならば避けられないことだと思います。
なぜならば、どれだけ優れたものを公開しようとも批判的な意見を言ってくる人は必ず存在するからです。
一方で、批判レビューのなかには本質を捉えたレビューもあるかもしれません。
これらのレビューは次の開発に活かすことができるため、これをデメリットと捉えるかは考え方次第だと思います。
※ちなみにどうしても批判的なレビューを見たくない場合はフィルターをかけることもできますので、そちらで徹底的に無視することも可能です。
まとめ
ここまで副業としてAndroidアプリ開発が儲かるか?そしてそのメリット・デメリットを紹介しました。ここまでのことをまとめると、月に数万~数十万程度を稼げれば十分&もくもくと作業のできる人にはオススメできる副業だと思います!
パソコンとスマホさえあればできるので、この記事を読んだあなたも始めてみてはいかがでしょうか?