
- Amazonサイトでの品物の購入
- Amazonクレジットカード使用時のポイント還元
(また、事業の仕入れ等でAmazonクレジットカードを使用している場合は、そちらで得たAmazonポイントは課税対象となる可能性もあるので記録が必要です)
では早速、使用したAmazonポイントを集計したいところですが、
Amazonの「Amazonポイント獲得・使用履歴のページ」では20件ずつしか表示されず、
一括で集計するのが難しいです。
「なにか一括で集計をすることができる方法はないものか…」と思い、ウェブで調べた結果、
Chromeのアドインとエクセルを組み合わせることで、簡単に集計ができることが分かりました!
この記事では、その「使用したAmazonポイントを集計する方法」をまとめたいと思います。
使用したAmazonポイントを集計する方法の概要
今回の方法ではChromeのアドインを用いて、Amazon注文履歴をcsvで出力した後に、エクセルで使用したAmazonポイントをエクセルで集計します。よって、作業としては以下の順となります。
- Chromeアドインの導入
- Amazon注文履歴をcsvで出力
- 使用したAmazonポイントを集計
Chromeアドインの導入
今回は「アマゾン注文履歴フィルタ」というChromeアドインを用いてAmazonの注文履歴をcsvで出力させます。「アマゾン注文履歴フィルタ」は以下のURLから導入することができます。
https://chrome.google.com/webstore/detail/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3%E6%B3%A8%E6%96%87%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF/jaikhcpoplnhinlglnkmihfdlbamhgig
導入方法は通常のアドインと同様で以下の「Chromeに追加」ボタンを押すだけです。

Amazon注文履歴をcsvで出力
アドインの導入が完了したら、さっそくAmazon注文履歴をcsvで出力してみましょう。「アマゾン注文履歴フィルタ」が導入されている状態でAmazonの注文履歴のページを開いてみましょう。
すると、下図の赤枠内の項目が増えていることが分かります。

Amazon注文履歴をcsvで出力するためには下図の赤枠内の対象月を選択する必要があります。

対処月を選択したら下図の「領収書印刷用画面」のボタンをクリックします。

すると、対象月の注文一覧が表示されますので、そのページの右上にある「注文履歴CSV(参考用)ダウンロード」ボタンをクリックします。

すると、注文履歴一覧がcsvでダウンロード開始されます。
ダウンロードが完了したら、csvをエクセル等で開いてみましょう。
下図のように注文履歴一覧を得ることができます。

使用したAmazonポイントを集計
最後に先程出力させたcsvから使用したAmazonポイントを集計します。Amazonポイントが使用された場合には下図のように商品名列(C列)に「(Amazonポイント)」と記載されますので、この行を抽出すれば良いです。

まず、先程のC列内の内容が「(Amazonポイント)」となっているか?を判定しましょう。
例えば、C2の内容を判定するためには以下のようにEXACT関数を使用すればOKです。
=EXACT(C2, "(Amazon ポイント)")
ここでは例として、T列に各C列の内容が「(Amazonポイント)」か?を判定させました。

次にさきほど作成したT列から使用したAmazonポイントを算出します。
関数としては以下になります。
(※E列を見るとAmazonポイント使用時はマイナスとなっているので、以下の関数内でマイナスをかけてプラスにしておきました)
=IF(T2, -E2, 0)
ここでは例として、U列にAmazonポイント使用量を算出させました。

最後にSUM関数等で使用したAmazonポイントを集計すれば作業は完了です。
まとめ
この記事では、使用したAmazonポイントを集計する方法として、Chromeのアドインとエクセルを組み合わせる方法を紹介しました。
この方法だと、一発で算出することはできず、少し面倒に感じますが、
Amazonのポイント履歴ページからちまちま手作業で算出することに比べれば、
大幅に工数削減となります。