図解! Oracle VirtualBoxが重い/遅いときの対処方法 | 仮想マシンソフト

図解! Oracle VirtualBoxが重い/遅いときの対処方法 | 仮想マシンソフト
VirtualBoxは何も設定を変更したりしないとはっきり言って結構重いです。

私もプログラムの環境開発をVirtualBoxで構築したのですが、初期状態だと重くて使い物になりませんでした。

でも、これから紹介する対処方法をためしたところ、普通に使えるレベルまで軽くすることができましたよ!!

では、次のセクションから実際に対処方法を紹介していきたいと思います。
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Oracle VirtualBoxが重い/遅いときの対処方法

CPUおよびメモリのリソース割当てを増やす

まずやるべきはCPUおよびメモリのリソース割当てを増やすことです。
これが一番効果があります。

リソース割当ての変更の方法は以下です。

仮想マシンをシャットダウンする

設定を変更するためには仮想マシンはシャットダウン状態である必要があります。
仮想マシンが起動中の場合は、一度、シャットダウンしましょう。

リソースの割当てを変更する

シャットダウンが完了したら、
対象の仮想マシンを選択後、「設定」をクリックします。
CPUおよびメモリのリソース割当てを増やす

システム→マザーボードを選択します。
その後、メインメモリーの値を変更します。

仮想マシン上で動作させるソフトに併せてメモリの値を設定しましょう。
よく分からない場合はとりあえず2~4 GB程度を設定して、それでも重いようであれば値を上げていきましょう。
CPUおよびメモリのリソース割当てを増やす

続いて、プロセッサー(CPU)の設定です。

マルチコアを設定するためにマザーボードの画面で、「I/O APICを有効化」にあらかじめチェックを入れておきます。
CPUおよびメモリのリソース割当てを増やす

プロセッサータブをクリックし、プロセッサー数(コア数)を変更しましょう。
ホストPCのCPUクロック数と仮想ソフト上で動かすソフトに併せて設定をしてください。

よく分からない場合は2~4程度をとりあえず設定しておいて、重い場合は値を上げていきましょう。
CPUおよびメモリのリソース割当てを増やす

CPUおよびメモリのリソース割当てを増やす作業は以上です。

アクセラレーションの設定を変更する

アクセラレーションの設定の変更もかなり効果がある場合があります。

まず、準仮想化インターフェイスを「Hyper-V」(もしくは「KVM」)に変更します。
引き続いて、仮想支援機能の「VT-x/AMD-Vを有効化」「ネステッドページングを有効化」にそれぞれチェックを入れます。

アクセラレーションの設定の変更は以上です。
アクセラレーションの設定を変更する

チップセットを変更する

効果のほどは不明ですが、チップセットも最新化しておきましょう。

マザーボードタブのチップセットを変更します。
おそらく最初は「PIIX3」になっていると思いますので、最新の「ICH9」に変更しておきましょう。
チップセットを変更する

ビデオメモリーを変更する

見た目がもっさりする場合はグラフィックの設定が有効かもしれません。

ディスプレイ→スクリーンを選択し、ビデオメモリーの値を変更します。
最低でも30 MBを指定するようにしましょう。
ビデオメモリーを変更する

グラフィックアクセラレーションを有効化する

見た目のもっさりにかなり影響があるのがこのグラフィックアクセラレーションです。

下図のアクセラレーションのチェックを両方入れましょう。
ビデオアクセラレーションを有効化する
なお、グラフィックアクセラレーションを有効化するためにはGuest Additionsのインストールが必要です。

Guest Additionsインストールは以下の記事が参考になります。

共有フォルダを解除する

共有フォルダを解除することで重い現象が解消されることがあります。

共有フォルダを解除するには下図の赤枠内のボタンを押してください。
共有フォルダを解除する

電源オプションで高パフォーマンスに設定する

仮想マシンとしてWindowsを使用している場合は電源オプションから高パフォーマンスに設定をしておきましょう。
電源オプションで高パフォーマンスに設定する

仮想マシンのイメージがあるHDDをホストのシステムHDDとは別にする

仮想マシンのイメージがあるHDDがホストマインのシステムHDDorSSD(Cドライブ)の場合には、
システムHDD(Cドライブ)に負荷が集中して動作が遅くなることがあります。


イメージのお引越し方法を紹介します。

まず、ライブラリからイメージを一時的に削除します(ライブラリの登録から消えるだけで、実際のデータは削除しませんので安心してください)。

下図の削除をクリックします。
仮想マシンのイメージがあるHDDをホストのシステムHDDとは別にする

続いて、下図の「除去のみ」をクリックします。
※絶対に「すべてのファイルを削除」はクリックしないでください。実際のイメージファイルが消えてしまいます。

これでライブラリからの削除は完了です。
仮想マシンのイメージがあるHDDをホストのシステムHDDとは別にする

続いて、イメージを通常のWindowsのエクスプローラーを使用して移動させます。

最後にVirtualBoxのホーム画面からツール→追加で移動させたイメージをライブラリに追加します。
これでお引越しは完了です。
仮想マシンのイメージがあるHDDをホストのシステムHDDとは別にする

仮想メモリをやめる

この設定はファイルI/Oのリソースがボトルネックとなり、仮想マシンが重い場合に有効な設定です。

仮想マシン側でPCの設定からシステムを選択します。

左カラムの詳細情報を選択します。

詳細設定のタブを選択し、パフォーマンスの設定を選択します。

詳細設定タブの仮想メモリの変更を選択します。

「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外し、すべてのドライブに対して「ページングファイルなし」を選択します。

設定変更後はPCを再起動します。

HDDサイズを固定サイズにする

この設定は私のケースではかなり効果があった設定です。

仮想マシンを作成する際のHDDのサイズは可変と固定を選ぶことができますが、これを固定にすると劇的に軽くなる場合があります。

特に、ホストPCでSDDではなく、HDDに仮想マシンファイルを置いていて、ファイルI/Oのリソースが100%使用されてしまっているケースはこの方法が有効となります。

残念ながら、作成済みの仮想マシンのHDDを可変→固定に変更することはできません。
よって、HDDを固定にするためには、仮想マシンを新規で作成しなおす必要があります。

仮想マシンを作成しなおすのは大変なので、他の方法を試してもどうしようもない場合に実施してみましょう。


HDDを固定サイズにする方法を以下に記載します。

仮想マシンを新規で作成して、シーケンスを進めていくと、以下の画面になります。
ここで「エキスパートモード」を選択します。
すると、下の画面になりますので、赤枠内の「固定サイズ」を選択します。
あとは通常通りに仮想マシンを作成すればOKです。
仮想マシン作成後に軽くなっていることを確認してみましょう!

まとめ

この記事ではOracle VirtualBoxが重い/遅いときの対処方法を紹介しました。

VirtualBoxの動作が重くて困っている方の参考になれば幸いです。
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