プロジェクトを作成してアプリを起動するまでを紹介します。
なおこの記事は入門編2-2です。
ひとつ前の記事は以下のリンクから行くことができます。
プロジェクトの作成
Android Studio起動画面で「Start a new Android Studio project」をクリックします。
「Empty Activity」をクリックした後に、「Next」を押します。
他のは色々と初期実装がされたActivity(画面だと思ってください)です。
いきなりごちゃごちゃと実装されてても訳が分からないと思いますのでEmptyで良いです。

Name = アプリ名, Package name = javaのパッケージ名, Save location = ファイル保存場所を入力します。
これらは好きなものを設定してください。
LanguageはJavaとKotlinを選ぶことができます。
KotlinとはJavaと互換性のある言語でAndroidアプリ開発にも使用されています。
すでにKotlinマスターの方はKotlinを選んでもいいですが、
入門編を読んでいる方はKotlinマスターな訳がありませんので、Javaを選択してください。
入力後、「Finish」をクリックします。

すると下図のような画面となり初回ビルドが開始されます。
(下部ウィンドウのsyncing…がビルド中を表しています)
初回ビルドは数分かかる可能性があります。
のんびりと待ってください。

待っていると、下図のように「syncing…」が「successfully」に変わります。
これで初回ビルドは完了です。

アプリを起動する
では早速、アプリを起動してみましょう。Android Studioの全体ウィンドウの右上にあるツールバーの下図の白枠のボタンを押します。

すると下図のようにUSBで接続しているAndroidデバイス一覧が表示されます。

ここからはスマホ実機でアプリを起動する場合とエミュレーターで起動する場合に分けて紹介します。
実機でアプリを起動する場合
実機でアプリを起動する場合は、事前に実機で開発者向けオプションを有効にし、
その後USBデバッグを許可する必要があります。
開発者向けオプションを有効にする方法はスマホメーカ各社によって異なりますので、
メーカHPなどを参照ください。
参考)Huaweiスマホで開発者向けオプションを有効にする方法は以下です。
https://www.imobie.jp/faq/phonerescue-for-huawei-faqs.htm
https://www.imobie.jp/faq/phonerescue-for-huawei-faqs.htm
開発者向けオプションを有効にしたらUSBデバッグを有効にしてください。

USBデバッグが有効の状態でパソコンにスマホをUSB経由で接続して、
下図の画面でスマホを選択し、「OK」ボタンを押します。

初回時には、スマホ実機側にデバッグを許可するかどうか?のダイアログが表示されますので、許可してください。
問題なければアプリが起動するはずです。
アプリが起動すると下図のようにHello Worldが表示されます。
これはEmptyのプロジェクトの場合には自動で設定された文字列です。

エミュレーターで起動する場合
Android Studioインストール時にエミュレーターを許可した場合には、エミュレーターを使用してアプリを起動することができます。
まずはエミュレーターのデバイスの作成が必要です。
下図の白枠内のボタンを押します。

すると下図のようにどのエミュレーターデバイスを作成するか?を聞いてきます。
ここでは例として「Pixel 2」のエミュレーターデバイスを作成しましょう。
Pixel 2を選択して「Next」をクリックします。

どのOSバージョンにするか?を聞いてきます。
ここでは最新のAPI ver = 29をインストールしましょう。
下図の白枠内の「Download」をクリックします。

すると下図のようにエミュレーターデバイスのイメージのダウンロードが開始します。
そこそこの容量があり時間がかかりますのでゆっくり待ちましょう。

下図のようになればイメージのダウンロードは完了です。
「Finish」をクリックします。

「Next」をクリックします。

「Finish」をクリックします。

すると、下図のようにデバイス一覧にさきほど作成したエミュレーターデバイスが表示されますので、選択して「OK」をクリックします。

エミュレーターの起動には少々時間がかかりますが、
起動すると下図のようにアプリが起動できます。
アプリが起動すると下図のようにHello Worldが表示されます。
これはEmptyのプロジェクトの場合には自動で設定された文字列です。
