VMware Playerでドラッグ&ドロップができないときの原因と対処方法 | 仮想マシンソフト

VMware Playerでドラッグ&ドロップができないときの原因と対処方法 | 仮想マシンソフト
仮想マシンソフトであるVMware Playerでは、ホストマシンのWindowsから仮想マシンのWindowsへファイルのドラッグ&ドロップが可能です。

しかし、VMware Playerの初期状態ではドラッグ&ドロップをすることはできません。

この記事ではその原因と対処方法を紹介しようと思います。
スポンサーリンク


VMware Playerでドラッグ&ドロップができない原因

VMware Playerでドラッグ&ドロップができない原因は初期状態では仮想マシンに「VMware Tools」というツールがインストールされていないためです。

VMware Toolsとは ホストマシンのWindowsと情報をやりとりするソフトで、仮想マシン側のWindowsにインストールします。

対処方法: VMware Toolsをインストールする

ではさっそくドラッグ&ドロップを可能とするために、VMware Toolsをインストールしてみましょう。

仮想マシンを立ち上げる

まず、コピペがしたい(VMware Toolsをインストールしたい)仮想マシンを立ち上げます。
既に仮想マシンを立ち上げてある場合は次のセクションへ進んでOKです。

デスクトップ画面まで処理が完了したら次のセクションへ進んでください。

VMware Toolsのインストールの開始まで

VMware Toolsをインストールするには、「VMware Player -> ツールバー -> Player -> 管理 -> VMware Toolsのインストール」を選択します。
VMWare Toolsのインストールを開始する
VMware Toolsのインストールをする

もし、「VMWare Toolsのインストール」がグレーアウトしてインストールできない場合は以下の記事を参照してください。

VMware Toolsのインストールの実行

さきほどの「VMware Toolsのインストール」を選択すると、下図のようにVMware Toolsのインストールウィザードが起動します。

「次へ」をクリックします。
VMWare Toolsのインストール

セットアップの種類を聞いてきますが、そのままで良いです。
「次へ」をクリックします。
VMWare Toolsのインストール

「インストール」をクリックして、インストールを実行させます。
VMWare Toolsのインストール

数分程度、待っていればインストールが完了します。
VMWare Toolsのインストール

仮想マシンの再起動

インストールが完了すると、下図のように再起動を促されるので、「はい」をクリックして、再起動させます。

※再起動を忘れるとドラッグ&ドロップができないままとなるので注意!!
仮想マシンの再起動
仮想マシンの再起動をする

ドラッグ&ドロップができることの確認

VMware Toolsのインストールが完了したら、実際にドラッグ&ドロップができることを確認しましょう。

ホスト側のWindowsでファイルをドラッグし、仮想マシン側のWindowsにドロップします。

これで、ファイルの転送が実行されれば問題はなしです!!

まとめ

この記事ではVMware Playerでドラッグ&ドロップができない原因とその対処方法を紹介しました。

ドラッグ&ドロップが可能になると、作業効率が一気に向上しますので、絶対にできるようにしておきましょう!!

コピー&ペーストもできるようになっている

ちなみに、VMware Toolsをインストールすると、コピー&ペースト(正確にはクリップボードの共有)が可能になっています。

内容はこの記事とほとんど同じですが、以下の記事にまとめています。