(KP41病)Win10 PCの電源が落ちるのは高速スタートアップが原因だった!! | パソコントラブル

(KP41病)Win10 PCの電源が落ちるのは高速スタートアップが原因だった!!
Windows 10のPCを新しく自作したのですが、
それから3ヶ月経って、使用していると急に電源が落ちるようになりました。

エラーログを見たところ、現象としてはいわゆるKP41病というもので、
エラーログに直接原因箇所が落ちないため、原因調査に非常に苦労しました。

色々とネットで情報を集めながらPCを調査したところ、
結論としては Windows10の高速スタートアップ機能が原因でした。

この記事ではその調査過程を含めて顛末をまとめてみようと思います。


また、電源が落ちる場合の一般的な原因や調査方法 や KP41の原因一覧は以下の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。
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PC構成

問題となったPCの構成は以下の通りです。
マザボASUS TUF Z390-PLUS GAMING
CPUIntel i7 9700K BOX
メモリCorsair CMK16GX4M2A2666C16 x4枚
グラボASUS PH-GTX1060-6G
サウンドカードCreative RX PCI-e SB-AGY-RX
電源玄人志向 KRPW-GK760W/90+
SSDIntel 760p SSDPEKKW256G8XT
CPUファンSCYTHE 虎徹 MarkII SCKTT-2000
ケースFractal Design Define R5 RD-CA-DEF-R5
OSWindows10 Home

問題の現象

問題の現象は以下のような感じでした。
  • 予兆なく電源が落ちる
  • 電源が落ちたあとは自動的に再起動が開始する
  • ブルースクリーンは表示されない
  • 1日に数回電源が落ちる(酷いときは30分ももたない)

原因はいわゆるKP41病

落ちたときのWindowsのイベントログを確認したところ、下図のような状態でした。

これは通称KP41病(Kernel-Power 41)と呼ばれる現象で、
Windows側から見て原因不明で電源が落ちる問題です。


この問題の嫌らしいところが、
エラーログからはどこが原因なのか?が全く分からないということです。

調査過程

KP41病だ!と分かって、色々とネットで情報を集めながらPCを調査しました。

このセクションでは調査の過程を記載します。

Windows Update

まずはWindows Updateを最新の状態にしました。
半日もせずに電源が落ちました。

また、ウェブで直近のWindows Updateでなにか問題を抱えているか?を調べてみましたが、直近のWindows Updateで特に問題は発生していないようでした。

Windowsの電源オプション

ネットを調べたところ、
「省電力設定によってはこのKP41病が発生する可能性がある」とのことでしたので、
Windowsの電源オプションで省電力関係の設定を全てなしにしました。

具体的には以下を設定しました。
  • USBのセレクティブサスペンドの設定 = 無効
  • PCI Expressリンク状態の電源管理 = オフ
  • プロセッサの電源管理 = 最小&最大とも100%
これでも翌日に電源が落ちてしまいました。

BIOS更新

次にマザボのBIOSの更新をしてみました。
最近のASUSのマザボはネット経由でBIOS更新できるんですね…便利だ!

→ その日のうちに電源落ちる…

BIOSの設定

BIOS側での省電力設定によってもKP41が発生することがある」との情報を見かけたので、
BIOSの設定でCPU関係の省電力などに関わりそうなものを変更してみました。

具体的には以下を変更しました。
  • Intel Speed Step = Disable
  • Turbo Mode = Disable
→ 電源すぐ落ちる

メモリ

メモリが悪いのでは?と思い、
4枚あるメモリを1枚ずつ挿してどうなるかを確認してみました。

→ これも全通りで電源が落ちるという結果になりました。

CMOSクリア

BIOS更新の前にやっておくべきでしたが、マザーボードのCMOSクリアもやってみました。

ASUSのマザボードにはCMOSクリア用のジャンパピンが付いていたので作業は非常に簡単でした。ドライバーでショートしておきました。
ASUSマザーボードのCMOSクリア用のジャンパピンの位置
→ これも効果はありませんでした…

Windowsの高速スタートアップ

ネットで調べたところ、
高速スタートアップと古いドライバの相性ではKP41が発生するようでした。


高速スタートアップの無効の方法は以下です。

コントロールパネル -> 電源のオプションから「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
高速スタートアップ無効化の手順
次に、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
高速スタートアップ無効化の手順
最後に高速スタートアップのチェックボックスを外してOKボタンを押します。
高速スタートアップ無効化の手順

私のPCは今年の2月に組んだばかりで特に古いパーツも使ってないので、
高速スタートアップのせいではないだろう…と思いましたが、
念の為、高速スタートアップを無効にしてみました。

すると…あんなにも発生していたKP41病が全く出なくなりました(なぜ…)。


今の所、高速スタートアップを無効にしてから2週間はKP41病は発生していません。
もしかして、不良電源ユニットを引いたか?と思っていたので助かりました…。
とりあえずこれで様子見してみようと思います。

※さらに2ヶ月後追記: 高速スタートアップを無効にしてから1回たりとも、電源は落ちていません。

まとめ

我が家のWindows10 PCの電源が急に落ちる問題(KP41病)の調査過程とその原因を紹介しました。

我が家のPCでは高速スタートアップが原因でした。
Windows10 PCのKP41病で困っている方は一度高速スタートアップを無効にしてみてはいかがでしょうか?

また、一般的なKP41病の原因などについては以下の記事にまとめしたのでそちらもご覧ください。
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