=== 目次 ===
自動スリープを有効にする方法
まずは自動スリープを有効にする方法を紹介します。すでに知っている方は次のセクションへ読み飛ばしてください。自動スリープは電源オプションから設定します。
まず、コントールパネルを開き、「電源オプション」を選択します。

次に現在使用している電源プランの「プラン設定の変更」を選択します。

「コンピューターをスリープ状態にする」の箇所を「適用しない」以外に設定すれば自動スリープが有効になります。

以上、自動スリープを有効にする方法でした。この後のセクションでは自動スリープを有効にしたはずなのに動作しない原因と対策方法を紹介します。
自動スリープが動作しない原因と対処方法
自動スリープを有効にしてもスリープ状態にならない場合があります。このセクションではその原因と対処方法を紹介します。設定した時間が経過していない
当たり前ですが設定した自動スリープまでの時間が経過していなければスリープ状態にはなりません。自動スリープが動作しないことの調査の際にはややこしいので1分など短い時間を指定して調査することをオススメします。
マウスやキーボードが入力されている
マウスやキーボードの入力があるとスリープ状態にはなりません。ただ、注意点としてはマウスやキーボードの故障によっては微小の入力があることがあります(例: 1ピクセルだけ実は動いている など)。
調査方法としてはマウスやキーボードをPCから外して、設定した時間が経過してもスリープ状態とならないのかを確認しましょう。
もしこれで自動スリープが動作するようになった場合はマウスやキーボードの故障が考えられますので、買い替えを検討しましょう。
メディア再生でスリープが抑制されている
動画や音楽の再生時にスリープが抑制される設定があり、それが原因で自動スリープが動作しないことがあります。設定の変更方法を以下に紹介します。
まず、電源オプション -> 電源プラン -> プラン設定の変更とクリックし、「詳細な電源設定の変更」をクリックします。

下の方にある「メディア共有時」の設定で「コンピューターのスリープを許可する」を選択します。

これで設定はOKです。メディア再生時でも一定時間入力がなれければ自動スリープが動作するはずです。
何かのプログラムがスリープを阻害している
ここまでの対処方法が効かない場合には何かのプログラムがスリープを阻害している可能性が高いです。調査方法としては、動作しているプログラム(バックグラウンドも含めて)をひとつずつシャットダウンして確認してみてください。それで自動スリープが動作するようであればそのプログラムが原因です。
ただ、原因だったプログラムをどうしても動作させておきたい場合がありますよね?そんなときは次のセクションで紹介する私が作成した自動スリーププログラムを検討してみてください。
どうしても原因が分からない場合の対処方法
正直言うと、私は上記の原因と対処方法を実施したのですが、自動スリープが動作しませんでした…(おそらく、なにかのプログラムが自動スリープを阻害していると思っている)。
そこで、マウス操作が一定時間なければ強制的にスリープさせるプログラムを自分で作成しました!
以下のページで公開していますので、どうしても自動スリープが動作しないようであれば、私の作成したプログラムを試してみてください。
まとめ
この記事ではWindowsの自動スリープ機能が動作しない原因と対処方法を紹介しました。もし同じ悩みで困っている方の参考になれば幸いです。